木材学会誌
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改正建築基準法に対応した新築住宅における室内空気質の実態調査(第1報)
カルボニル化合物気中濃度の実態
樋田 淳平高塚 早紀山田 雅章滝 欽二吉田 弥明山田 誠
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2007 年 53 巻 1 号 p. 34-39

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抄録
静岡県及び愛知県で改正建築基準法施行後に新築された、内装材に主にムク材などの天然材料を多用した住宅(天然仕様住宅)10棟20部屋,及び複合フローリングやビニルクロスなどの加工材料を主とした住宅(一般仕様住宅)9棟18部屋について,カルボニル化合物気中濃度の実態調査を行った。ホルムアルデヒド気中濃度は2000年では全体の約70%が指針値100μg/m3 を超過していたが,年々減少傾向を示している。今回の平均気中濃度は79μg/m3 で指針値超過率は約20%となり,改正建築基準法の効果がみられたものの,新築直後では指針値を超過する住宅も散見された。内装仕様の差異による影響はあまり認められなかった。アセトアルデヒドの平均気中濃度は227μg/m3 で,全体の約89%が指針値48μg/m3 を超過し,低減化が進んでいないことがわかった。アセトアルデヒドは居間よりも寝室,天然仕様住宅よりも一般仕様住宅の方が気中濃度が高い傾向が認められ,天然材料を使用することで気中濃度が低くなることが示唆された。
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© 2007 一般社団法人 日本木材学会
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