木材学会誌
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カテゴリーII
木質バイオマスのエネルギー利用に伴う燃焼灰の発生と利用の実態
北海道の事例
折橋 健 , 原田 陽, 西宮 耕栄
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2023 年 69 巻 2 号 p. 92-101

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抄録

北海道において,木質バイオマス燃料を用いる燃焼装置を有し,得られたエネルギーを自ら利用もしくは他者へ販売する事業者を対象に,灰の発生量や利用に関する郵送アンケートを行い,85事業者より回答を得た。事業者あたりの灰の発生量は,紙製造業や発電所・熱供給業で全般的に多く,公共機関で最も少なかった。また,木材関連産業やその他の産業での灰発生量は中間規模であった。灰の利用を行う事業者の割合は,紙製造業や発電所・熱供給業で高いのに対し,その他の業種では相対的にその割合が低かった。灰の用途には「肥料あるいは堆肥」,「土壌改良資材」,「融雪資材」,「土木資材」および「リサイクル原料」があり,利用パターンは概ね3つ(未加工灰の肥料等での自家・他者利用,灰加工物の土木分野での自家・他者利用,リサイクル事業者による利用)に整理された。以上の他,本研究では道内での灰の利用に関する事業者の意識,課題を明らかにした。

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© 2023 一般社団法人 日本木材学会
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