福祉社会学研究
Online ISSN : 2186-6562
Print ISSN : 1349-3337
特集 小規模・高齢化集落の生活・福祉課題と持続可能性
集落の雄持・存続の分析枠組み
「T型集落点検」 から見えてくるもの
徳野 貞雄
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2011 年 8 巻 p. 25-41

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抄録

現在の農山村の地域問題は,1)人口増加から人口減少への転換, 2) 農

林業経済社会から産業社会へ転換, 3) 世帯の極小化に伴う家族機能の縮

小によってもたらされた「将来への不安」である.

このような状況にある農山村の小規模集落の維持,存続を検討するため

には,在村者人口と世帯類型,経済状況,福祉・生活能力,後継者確保と

いった要因を総合的に検討する分析枠組みが必要である.

そして集落の維持を考えるためには,集落の現状把握と問題の共有が必

要となるが,そのための方法として,世帯の視点と他出子のサポートを組

み込んだT型集落点検が有効である. これによって,縮小再編成による

集落の存続,定住の可能性を具体的に検討することができる.

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© 2011 福祉社会学会
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