溶接学会全国大会講演概要
平成24年度秋季全国大会
セッションID: 223
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電磁拡管成形によるアルミニウム合金のフランジ一体成形
*後藤 崇志今村 美速海読 一正水柿 剛
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抄録
高耐久性電磁拡管用インダクタを用いてアルミニウム合金(A6063S-O)のフランジ一体成形を行い、電磁拡管成形量(フランジ径)と成形代となるワークの未拘束部(金型からの突出し量)の関係性を調査した。さらに、電磁成形直前にアルミニウム合金を誘導過熱により加熱し、直後に電磁成形する温間電磁成形については成形量とワーク温度の関係性を調査した。結果として、加熱がもたらす成形量の変化は大きく、同一投入エネルギーでは未加熱時と比較して15%以上の成形量の向上効果があることがわかった。また、同一成形量を得るのに投入エネルギーを40%削減できることもわかった。
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© 2012 社団法人 溶接学会
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