溶接学会全国大会講演概要
平成29年度秋季全国大会
セッションID: 202
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In添加活性Agろう材を用いたレーザ急速加熱法による単結晶ダイヤモンドとろう材の界面反応層評価
*瀬知 啓久永塚 公彬佐藤 雄二塚本 雅裕中田 一博
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抄録
局所的かつ短時間での加熱が可能で母材の材質劣化抑制に優れるレーザを加熱源として用い,単結晶ダイヤモンド上でIn添加活性Agろう材を溶融させて試料を作製し,界面の透過電子顕微鏡観察と元素分析を行った。単結晶ダイヤモンド(100)面とろう材の界面には厚さ約50nmのTiCが連続して生成しており,固相線直上の温度であっても活性成分として添加したTiによる表面改質が可能であることが明らかとなった。
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© 2017 社団法人 溶接学会
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