溶接学会全国大会講演概要
平成29年度秋季全国大会
セッションID: 447
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DEM-ISPH連成計算モデルによるSAW中のスラグ形成シミュレーション
*古免 久弥茂田 正哉田中 学中谷 光良阿部 洋平
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抄録
本研究では粉体をDEMで解き,流体を非圧縮性SPH法で解く連成計算モデルを用いて,サブマージアーク溶接中のフラックスの溶融過程とスラグの形成過程をシミュレートすることを試みた.その結果,熱源の移動に伴って近傍のフラックスが溶融し,熱源後方では溶融フラックスが再凝固してスラグを形成する様子が再現できた.また,形成されたスラグの厚みは実験結果と同程度であり,本計算の妥当性が示された.
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© 2017 社団法人 溶接学会
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