主催: 一般社団法人溶接学会
新日鐵住金株式会社
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厚手超ハイテンのスポット溶接継手の十字引張試験で生じることがある部分プラグ破断では、亀裂はナゲット端部から板面方向に進展し、途中で板厚方向に屈曲する。この現象には経路上の組織の性質が関係していると考え、破壊靭性値の異方性を調査した。その結果、ナゲットの縁は板面方向、中は板厚方向の靭性値が他の方向に比べて低いことが明らかになり、これが部分プラグ破断時の亀裂進展経路に影響したと考えられた。
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