溶接学会全国大会講演概要
平成30年度秋季全国大会
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サブマージアーク溶接部の靭性が異なるビルトH梁を用いた現場溶接型柱梁溶接接合部の変形能力に関する実験的研究
*福永 湧大中込 忠男金子 洋文堤 成一郎的場 耕河本 龍一堀場 亮佑岸 耕左
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会議録・要旨集 フリー

p. 322-323

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抄録
その2ではその1に引き続き、実大実験を行って各試験体の荷重-変形関係、破壊性状、歪分布及び累積塑性変形倍率を調査した。その結果より、在来スカラップはスカラップの存在により未溶着部先端に応力が集中し、靭性の低いSAW部がき裂進展と同時に脆性破壊するため変形能力が低くなった。しかし、疑似ノンスカラップ工法は靭性値が20Jという低い値や、未溶着長さ4mm程度の長さであっても、十分な耐力・変形能力を示した
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© 2018 社団法人 溶接学会
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