溶接学会全国大会講演概要
2020年度秋季全国大会
会議情報

レーザによるチタンと鉄の異材接合に関する研究(第4報)
-Crを挿入した異材溶接継手の継手強度を確保できる溶接条件範囲の検討-
*瀬渡 直樹立花 晃一長谷 泰治上瀧 洋明
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 28-29

詳細
抄録
純Crをインサート材としたチタンと鉄の異材接合では、レーザの狙い位置を制御すれば溶接金属部に金属間化合物を生成せず、良好な溶接ができることを前報で報告した。しかし、異種材の突合せレーザ溶接は、材料の融点や熱伝導等の違いにより、非対称に溶融することが多く、それも考慮しないと良好な溶接は困難である。そこで本報では、Ti-Cr異材レーザ溶接で良好な継手を得るために着目すべき項目をプロセス面から検討した。
著者関連情報
© 2020 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top