溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
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交流ティグ溶接における電極の飛散メカニズムの検討
*飯田 健太茂田 正哉古免 久弥田中 学
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会議録・要旨集 認証あり

p. 26-27

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抄録
交流ティグ溶接中に電極から発生する飛散現象を明らかにするため、高速度カメラを用いて実験観察を行った。その結果、電流値が大きいとき、電極径が小さいときおよびEP比率が大きいときといった電極温度が高くなる条件で飛散が発生しやすいことが明らかとなった。またEN極性時はEP極性時に比べて飛散が少なかった。これはEN極性時の電極温度の低下に加え、アーク中の陽イオンが陰極となった電極へと衝突するためと考えられた
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© 2021 社団法人 溶接学会
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