溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
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フェーズフィールド法及び立体組織観察によるウィドマンステッテンオーステイナイト組織の形態に関する研究
*夏 允幸天津 賢志郎宮坂 史和森 裕章
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会議録・要旨集 認証あり

p. 58-59

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抄録
二相ステンレス鋼の溶接部におけるγ相の析出には窒素の影響が大きいことが報告されている。本研究では、フェイズフィールド法を用いて窒素の拡散を考慮した固相変態モデルを構築し、とくにウィッドマンステッテンγに着目した析出挙動の数値シミュレーションを行った。計算結果を3Dでのミクロ組織観察の結果と比較することにより、この解析手法を用いて同γ相の析出挙動を、ある程度の精度で再現できることを確認した。
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© 2021 社団法人 溶接学会
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