溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
会議情報

Phase-Field 法を用いた二相ステンレス鋼のα/γ 相変態予測の妥当性検証
*山﨑 一磨金東助山下 正太郎才田 一幸
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 60-61

詳細
抄録
二相ステンレス鋼は,1:1に保たれたα/γ相比が溶接時に変化し,優れた機械的特性を失ってしまう.α/γ相変態予測する際,従来は速度論的実験を行い速度定数の算出をしてきた.今回の報告では速度定数の算出をPhase-Field法を用いた計算的手法で算出し,計算結果と速度論的実験結果との速度定数の比較を行った.また実際の溶接部のα/γ相量を分析し,計算速度定数を用いた相変態予測結果と比較して予測の妥当性を確認した.
著者関連情報
© 2021 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top