溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
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ワイヤアーク造形におけるWaspaloyの組織と熱処理の影響
*村田 健太原 理杉山 健二大﨑 元嗣
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会議録・要旨集 認証あり

p. 90-91

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抄録
Waspaloyは高温特性に優れたNi基超合金であり、近年注目されているワイヤアーク積層造形(WAAM)への適用が期待されるが、各種特性に関する報告例は少ない。本研究ではWaspaloyのWAAM方式における組織と熱処理の関係を調査した。造形物の結晶粒は積層方向に成長し、[001]方位に配向していた。また、デンドライト樹間にMo、Ti、Alの成分偏析が認められるが、固溶化処熱理により緩和され、γ単相の組織が得られた。
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© 2021 社団法人 溶接学会
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