溶接学会全国大会講演概要
2021年度春季全国大会
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テーパー試料形状を利用した中炭素鋼の圧力制御通電圧接
*劉恢弘宮垣 徹也釜井 正善藤井 英俊
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会議録・要旨集 認証あり

p. 74-75

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抄録

我々が開発した圧力制御通電圧接法では、治具により電流経路を接合面近傍で絞り、接合部全体を発熱・変形させることで、中炭素鋼の低温圧接を実現したが、大きな面積を有する治具ならびに大きな変形量が必要であるため、実用化を妨げる。本研究では、試料をテーパー形状にすることによって試料自体で電流経路を絞り、接合面のみの発熱・変形を促進することで、治具の不要と良好な接合を達成するための必要変形量の低減を目的とした。

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© 2021 社団法人 溶接学会
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