溶接学会全国大会講演概要
2022年度秋季全国大会
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耐熱合金溶接部の時効脆化割れ発生に及ぼす粒内硬化の影響
*野村 謙信山下 正太郎平田 弘征才田 一幸小薄 孝裕浄徳 佳奈
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会議録・要旨集 認証あり

p. 174-175

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抄録
Alloy 800Hでは強化相であるγ’相の析出温度域の600~700 ℃で長時間使用することで起こる時効脆化割れが問題となる.本研究ではγ’相の構成元素であるTiとAlを変量させた材料に対して時効処理を行い,粒内硬化が時効脆化割れ感受性に及ぼす影響をその場観察高温引張試験にて定量的に評価した.時効時間の増加に伴って時効脆化割れ感受性は増大し,粒内硬化量と良好な相関関係が得られた.
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© 2022 社団法人 溶接学会
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