溶接学会全国大会講演概要
2023年度春季全国大会
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A1050/C1020 摩擦攪拌接合材の接合界面構造に及ぼす圧延と焼鈍の影響
*長岡 亨多田 真理萩野 智久安東 昌宏三輪 哲司
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会議録・要旨集 認証あり

p. 92-93

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抄録
A1050板材とC1020板材の突合せ摩擦攪拌接合を行い、得られた接合材に冷間圧延を施した。圧下率94%の圧延後、C1020の硬さは140HV程度に上昇した。150℃以上の温度で3.6 ksの焼鈍処理を行うとC1020では再結晶が生じ、硬さは60HV程度にまで低下した。また、150℃から300℃の温度範囲での焼鈍処理では、圧延により分断された界面化合物相の成長は抑制されることが分かった。
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© 2023 社団法人 溶接学会
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