溶接学会全国大会講演概要
2024年度秋季全国大会
会議情報

Ni基中間層による超硬組織健全化
- ホットワイヤ・レーザ法による超硬合金の造形技術開発 (第2報) -
*丸本 啓太寳耒 貴大山本 元道阿部 高志長森 啓悟市川 洋西山 昭雄
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 422-423

詳細
抄録
本研究ではホットワイヤ法と半導体レーザを組み合わせたホットワイヤ・レーザAM技術を使用し,超硬合金を対象とした付加造形技術の開発を目的としている.本報告ではNi基の中間層を炭素鋼の基材と超硬合金造形体の間に造形することで,超硬合金のCoと基材のFeとの反応を抑制した.さらに,中間層によって超硬合金に直接レーザが照射されることを抑制することでWCの熱分解を抑え,焼結体と同等の硬度を有する造形体の作製を行った.
著者関連情報
© 2024 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top