溶接学会全国大会講演概要
2024年度春季全国大会
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薄板重ね溶接継手における溶接スラグに及ぼすシールドガス組成の影響 第1報
*熊谷 和磨井海 和也
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会議録・要旨集 認証あり

p. 6-7

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抄録
アーク溶接時に発生するスラグは電着塗装性の阻害因子として知られており、自動車部品の溶接継手部に塗装欠陥を発生し、耐食性の低下を招くことが課題となっている。溶接スラグは酸素とSiなどの脱酸元素との反応物であるが、一般的にシールドガス中の炭酸ガス比率を高くするとスラグ量が増加することで知られている。本研究では、薄鋼板の重ね溶接時のシールドガス組成を変更し、生成した溶接スラグ状態から電着塗装性を考察した。
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© 2024 社団法人 溶接学会
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