東京大学分子細胞生物学研究所
理化学研究所
2008 年 46 巻 7 号 p. 478-482
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細胞が自ら積極的に死ぬという現象は,「アポトーシス」という言葉で広く受け入れられ,その詳細な分子機構が解明されてきた.一方,偶発的に起こる細胞死とされてきた「ネクローシス」にも,近年何らかの制御機構が存在することがわかってきた.著者らはその特異的な阻害剤の開発に成功し,これを用いてネクローシスの分子機構の解明を進めている.ここでは,その開発の経緯と分子機構解明をめざした研究について紹介する.
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