化学と生物
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解説
蛍光指紋による食品の品質評価技術とその応用
蔦 瑞樹杉山 純一
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2015 年 53 巻 5 号 p. 285-292

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抄録
近年のセンサ技術とコンピュータの進展は,これまで不可能であったことを可能にする.古くから食品の品質を数値化する試みは数多くなされてきたが,「蛍光指紋」を用いることにより,従来は困難とされてきた品質を,迅速かつ簡易に計測することが可能になってきた.蛍光指紋はさまざまな励起・蛍光波長条件下で蛍光強度を計測して得られる等高線状のデータで,感度が高く情報量が多いという特徴をもつ.本稿では,まず蛍光指紋とその計測・解析方法を概説する.後半では,応用事例としてサトイモの産地判別,パン生地中のグルテンとデンプン分布の可視化などを紹介する.
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© 2015 by Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
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