産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門
宇都宮大学工学部
2008 年 34 巻 1 号 p. 144-147
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メタンの水蒸気改質反応により水素を製造する無機分離膜反応器を対象として,周期操作を用いたプロセス強化についてシミュレーションによる検討を行った.周期操作には,反応器の軸方向に壁面温度をサイン波の形で設定する操作法を用いた.その結果,適切な周期的温度設定を用いることにより,水素の生成量が7%増加しうることなどが明らかになった.この効率向上・プロセス強化の要因について,装置・プロセス内の各部分で起こる反応や移動現象を最適化するとの観点から考察した.
化学機械
化学工学
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