1992 年 40 巻 9 号 p. 580-584
教育の現場にコンピュータの利用が広がってゆくと, 教師は市販のソフトを使うだけでなく, 自らプログラミングを行う必要も多くなるであろう。プログラミングはコンピュータ言語で1行ずつ書き上げてゆく作業であるが, 出来上がったソフトは, コンピュータの仕組みを知らない人でも簡単に使えるものでありたい。ここにプログラミングの苦心があり, また知恵の出しどころである。そこで以下, 「可変機能」の技法やウインドー・メニューの作成法などの実用的なソフトのつくり方を紹介する。