化学と教育
Online ISSN : 2424-1830
Print ISSN : 0386-2151
ISSN-L : 0386-2151
シリーズ:教科書から一歩進んだ身近な製品の化学 ―匠の化学―
藍染めを化学の視点から
牛田 智
著者情報
解説誌・一般情報誌 フリー

2016 年 64 巻 8 号 p. 406-407

詳細
抄録

藍は,日本人にとって最も身近な天然染料であるが,日本だけでなく,世界各地で古くから用いられてきた。その青色の色素はインジゴと呼ばれるが,緑色をした藍植物に含まれる無色の成分から,酵素反応や酸化といった化学反応で生まれ,また,染色する場合は,酸化還元というプロセスが関与する。これらのことは,教材という観点から考えると,歴史,地理,生物,芸術・工芸,化学など,様々な方向からのアプローチが可能である。本稿では,藍に関するちょっと不可思議な秘密を解説する。

著者関連情報
© 2016 公益社団法人 日本化学会
前の記事
feedback
Top