東京理科大学大学院科学理学研究科科学教育専攻
東京理科大学理学部化学科
2020 年 68 巻 10 号 p. 438-441
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ポリ乳酸(PLA)とポリエチレンテレフタラート(PET)のけん化の速度を比較する実験教材を開発した。コンポスト中のPLAではエステル結合の非酵素的なけん化が進行した後,生成物が微生物によって分解・代謝される。したがってPLAとPETの分解性の相違は,分解における律速段階であるけん化の速度によって比較できる。本実験ではけん化を迅速に進めるために,塩化ベンジルドデシルジメチルアンモニウムを触媒として用いた。
化学教育シンポジウム
化学教育
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