化学と教育
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ヘッドライン 市民として必要な基礎・基本の化学XVII 児童・生徒・学生の「わからない」をどう教えているか
実験も段取り八分,仕事二分
—実験の下調べと目的の焦点化の事例報告—
福野 勝久
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2023 年 71 巻 4 号 p. 142-143

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抄録

2021年春から実施されている新学習指導要領では科学的な探究の過程について,自然現象に対する気付き,課題の設定,仮説の設定,検証計画の立案を経てやっと実験に至ると示されている。しかし,従前,多くの高校の生徒実験では生徒がいきなり実験室に入って指示されるがままに手を動かすことが多く,その準備を十分に行わせていることが少なかった。そこで,今回は探究の事始めにおいて,既存の実験に下調べについての適当な誘導を加えることで,実験の目的を焦点化した事例を報告し,その設計方針を提案する。

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