京都大学大学院工学研究科
2025 年 73 巻 4 号 p. 157-162
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永久磁石は,磁化が大きく一軸磁気異方性が強い強磁性母材に対して,ある種の「欠陥」を作り込み,磁場に対する応答が不可逆になるように組織制御した複合材料である。本稿では永久磁石の化学的・磁気的な構造・組織を3つの大きさのスケール(ナノ・マイクロ・マクロ)に分解し,磁石のしくみを説明する。特に,原子レベルの量子力学的交換相互作用と古典的な静磁相互作用が競合するマイクロスケールの組織が磁石の機能を理解する上では重要である。
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