2025 年 73 巻 7 号 p. 252-255
生成モデルと生成AIという革新技術を用いた新規無機材料の探索と教育活用への可能性について議論する。生成モデルは,高次元空間のデータ分布を学習し,所望の物性を満たす新たな化学組成や結晶構造を提案する能力を有している。本研究では,CompGANを中心にクローズドループ手法を活用し,データ不足に対応する生成モデルの効率的な応用を実証した。また,生成AIを教育に取り入れる意義として,対話的学習や探索型教育の可能性を考察する。生成AIは,科学技術の進展のみならず,未来を担う人材育成にも大きな役割を果たすことが期待される。