日本東洋医学雑誌
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臨床報告
赤丸料により減少したコントロール不良な癌性腹水の一例
土倉 潤一郎, 徳丸 佳世, 村井 政史, 矢野 博美, 犬塚 央, 貝沼 茂三郎, 田原 英一, 三潴 忠道
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キーワード: 赤丸, 癌性腹水, 桂皮赤丸料
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2019 年 70 巻 2 号 p. 136-140

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抄録

56歳男性の原発不明癌による癌性腹水に対して,腹痛と強い寒を認めていたことから桂皮赤丸料を使用した。赤丸料を開始後,2日目より腹痛の消失,3日目より尿量の増加とともに腹水が著明に減少した。赤丸料が癌性腹水に有効であった機序は不明であるが,寒の改善によって新陳代謝が亢進し,利尿が促進された可能性を推察する。 赤丸料による癌性腹水の改善例はこれまで報告されておらず,文献的考察とともに報告する。

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© 2019 一般社団法人 日本東洋医学会
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