肝臓
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原著
セロタイプ2型のC型慢性肝炎に対するPEG-IFNα-2a単独療法の有効性に関する検討
入潮 佳子, 今井 康陽, 三田 英治, 外山 隆, 葛下 典由, 永瀬 寿彦, 土井 喜宣, 山田 晃, 加藤 道夫, 福田 和人, 井倉 技, 澤井 良之, 小来田 幸世, 平松 直樹, 竹原 徹郎, 林 紀夫
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2011 年 52 巻 4 号 p. 236-243

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抄録
セロタイプ2型のC型慢性肝炎初回治療例70例を対象にペグインターフェロンα-2a(PEG-IFNα-2a)単独療法の有効性を検討した.平均年齢は57歳,投与期間は中央値33週(1-56週),開始量は180 μg 49例,90 μg 21例であった.全例でのSVR率はITT解析で77.1%,中止率は8.6%であった.4週時,8週時HCV-RNA陰性化例のSVR率はそれぞれ89.6%,90.9%であったが,8週時RNA陽性例のSVR率は20.0%であった.多変量解析で治療前HCV-RNA量と8週時HCV-RNA陰性化が有意なSVR予測因子となった.65歳以上でも,68.4%にSVRが得られた.またHCV-RNA量1000 KIU/mL未満でのSVR率は88.7%であった.以上の結果より,HCV-RNA量1000 KIU/mL未満かつ8週までのHCV-RNA陰性化例で,PEG-IFNα-2a単独療法は高齢者を含め高いSVR率が期待できると考えられた.
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© 2011 一般社団法人 日本肝臓学会
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