肝臓
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症例報告
IFNβとリバビリン併用療法が奏効した抗インターフェロンα抗体陽性のC型慢性肝炎の2例
津田 聡子小松 眞史中根 邦夫辻 剛俊石井 元姉崎 有美子青木 隼人倉光 智之石井 透
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2012 年 53 巻 1 号 p. 48-54

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抄録
ペグインターフェロン(PEG-IFN)とリバビリン併用療法でnon-ETRであったGenotype2型のC型慢性肝炎2症例のIFNαに対する中和抗体を測定し,高力価が判明したためIFNβ単独治療を行った.IFNβに対するHCV-RNAの反応は良好であったがSVRが得られず,その後IFNβとリバビリンの併用療法を行いSVRを得ることができた.今後IFN再治療例や長期投与例の増加に伴い抗IFN-α抗体を有する症例も増加すると予想される.PEG-IFNとリバビリン併用療法の治療期間中にHCV-RNAが減少しない症例か,治療期間中にHCV-RNAが減少するものの再増加が認められる症例では,抗IFN-α抗体の存在を疑い測定する必要があり,抗IFN-α抗体陽性の場合はIFNβによる治療を選択すべきと思われる.
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© 2012 一般社団法人 日本肝臓学会
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