肝臓
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症例報告
ペースメーカー植込み患者の原発性肝細胞癌に対しバイポーラ電極針を用いたラジオ波焼灼療法を施行した2例
伊集院 翔, 玉井 努, 宇都 浩文, 大西 容雅, 坂江 遥, 室町 香織, 大重 彰彦, 小田 耕平, 今中 大, 熊谷 公太郎, 馬渡 誠一, 森内 昭博, 桜井 一宏, 堀 剛, 井戸 章雄
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2015 年 56 巻 2 号 p. 57-64

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抄録
症例1は80歳,男性.2007年肝細胞癌に対して開腹下ラジオ波焼灼療法(RFA)を施行して以降,多発再発に対して肝動注化学塞栓療法(TACE)にて繰り返し加療していた.2013年完全房室ブロックに対してペースメーカー植込み術が行われた.2014年4月肝S4の肝細胞癌再発に対して,バイポーラ電極針2本にてRFAを施行した.焼灼中はペースメーカー設定をVVI modeからVOO modeに変更した.症例2は86歳,男性.2003年完全房室ブロックに対してペースメーカー植込み術が行われた.2014年1月肝S6の肝細胞癌に対して,TACEを施行後,バイポーラ電極針2本にてRFAを追加施行した.焼灼中はペースメーカーの設定(VDD mode)を変更しなかった.2症例共,焼灼中に心電図モニタ上に異常波形の出現は認めず,バイポーラ電極針を用いたRFAは,ペースメーカー植込み症例でも安全に施行できると考えられた.
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© 2015 一般社団法人 日本肝臓学会
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