肝臓
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症例報告
新型コロナウイルス感染下に発生した急性肝不全に対して脳死肝移植を施行した一例
布下 裕基曽山 明彦福本 将之原 貴信丸屋 安広松島 肇今村 一歩足立 智彦日髙 匡章金高 賢悟岡野 慎士江口 晋
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2024 年 65 巻 1 号 p. 19-24

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抄録

2019年末に中国武漢で報告され,流行した新型コロナウイルス(以下COVID-19)感染症により,移植医療はレシピエントのCOVID-19感染,移植のための人の往来による感染伝播,移植後患者のCOVID-19感染のリスクなど様々な問題に直面した.実際に,それらの問題のため,COVID-19流行前の2019年と流行後の2020年以降2022年末までの臓器提供数,脳死肝移植症例数を比較すると,減少している.

今回COVID-19感染下に発症した急性肝不全患者に対して,診断早期から多職種間,施設間で連携をとり,適切なタイミングで脳死肝移植を施行した一例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.

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© 2024 一般社団法人 日本肝臓学会
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