肝臓
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抗癌剤動注併用放射線外照射療法が著効した胆管内発育型肝細胞癌の2症例
松本 昭範, 大田 人可, 高邑 明夫, 齋藤 博哉
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1999 年 40 巻 6 号 p. 366-374

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抄録
症例1は56歳の男性. S2の肝細胞癌と左葉外側区の肝内胆管から総胆管にかけての胆管内腫瘍栓を認めた. Epirubicin (EPIR) の動注と30Gyの放射線外照射治療を行ったところ胆管内腫瘍栓は消失し, その後CDDP10mgと5-FU1000mgの肝動脈内注入を2週に1回リザーバーから行いCRとなった. 治療後19カ月経過し, 再発は認めない. 症例2は56歳の男性. 肝右葉の肝細胞癌と門脈内腫瘍栓および肝内胆管から総胆管にかけての胆管内腫瘍栓を認めた. EPIR動注併用放射線治療を行ったところ胆管内腫瘍栓は消失し, その後CDDPと5-FUの動注にてPRとなった. 胆管内発育型肝細胞癌は早期に黄疸をきたし予後不良とされているが, 抗癌剤動注併用放射線外照射治療により2例とも胆管内腫瘍栓は消失し, PR以上の治療効果が得られたことからきわめて有効な治療法と思われた.
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© 社団法人 日本肝臓学会
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