関西病虫害研究会報
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原著論文
チャ害虫クワシロカイガラムシ用農薬散布ノズルの散布特性と防除効果
片井 祐介小澤 朗人
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2006 年 48 巻 p. 11-15

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抄録
チャ害虫クワシロカイガラムシは,葉層の下の樹幹に生息しているために薬液がかかりにくく防除が困難である。そこで,本虫専用の様々なノズルを供試して,それらの性能評価を行った。その結果,散布機のタイプにより薬液の茶株内での付着特性は異なるものの,半面型一段アーチや突っ込み墳口を使えば,1,000L/10a の散布量で,茶樹の樹幹に十分な薬液がかかり,防除効果が得られた。しかし,供試したいずれのノズルにおいても,散布した薬液の約半分は地面に流出し,ノズル間で散逸量に差はみられなかった。
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© 2006 関西病虫害研究会
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