抄録
温室メロンのハダニ類防除を目的として株の生育に影響のないUV-B照射条件設定の可能性を検討した。UV-Bの夜間照射(2.16 または 4.32 kJ m-2)と反射シートマルチを組み合わせることにより,アシノワハダニの増殖は 抑制され圃場レベルでの防除効果が確認された。4.32 kJ m-2 照射では葉面積が著しく減少したが,2.16 kJ m-2 照射と反射シートマルチを組み合わせた試験区では無照射区と有意差が認められなかった。以上の結果から,ハダニ防除と植物体の健全な生育を両立したUV-Bの照射条件設定の可能性が示唆された。今後は 2.16 kJ m-2 を基準にして照射条件を更に詳しく検討する必要がある。