関西病虫害研究会報
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原著論文
オクラのワタアブラムシに対する土着天敵の保護・強化法による生物的防除の有効性 Ⅰ.ヒラタアブ類の誘引に適したバジル数種類の比較
柿元 一樹松比良 邦彦井上 栄明中島 純伊藤 由香安部 順一朗太田 泉水谷 信夫大野 和朗
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2016 年 58 巻 p. 41-44

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抄録
ヒラタアブ類は,アブラムシ類の重要な天敵である。農耕地における花から供給される花粉や蜜源は,ヒラタアブ類の保護・強化を図る上で有効である。著者らは,有用な天敵温存植物の選定に資するため,数種類のバジルについてソバおよびハゼリソウと比較しながらヒラタアブ類への有効性を2015年4月から8月に調査した。被度,開花数およびヒラタアブ類成虫個体数から,ホーリーバジルは5月から7月にヒラタアブ類を誘引する上で最も有望な植物であると考えられた。7月中旬~8月のヒラタアブ類成虫の個体数減少には高温や寄生蜂の影響が関与すると推察された。
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© 2016 関西病虫害研究会
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