龍谷大学農学部
2022 年 64 巻 p. 7-11
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滋賀県で,ホソハリカメムシ成虫に休眠を誘起する臨界日長は13~14時間であった。野外では9月になると卵巣小管内に成熟卵を持たない休眠雌の割合が増加したことから,これら休眠雌は気温の低下とともに越冬地へ移動していくことが示唆された。春に,休眠から覚醒したホソハリカメムシ雌は,4月上旬には越冬場所を離脱し,4月下旬には交尾を済ませ産卵を開始すると考えられる。
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