関西病虫害研究会報
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梨赤星病に関する調査観察
寺本 稔鈴木 久弥
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1958 年 1 巻 p. 23-25

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抄録

イ, クロン撒布を前提とした場合に, 4月の梨病害防除は赤星病を対称とすべきであるとの見解から, 冬胞子堆の動向, 梨の展葉状況及び発病状況を調査観察して感染時期を推測すると共に, 時期別薬剤撒布を行つて実用性を検討した.
ロ, 冬胞子の発芽最適環境, 展葉状況と葉の状態から感染危険期は4月第5半旬と考えられる.
ハ, 従つて薬剤除防の適期は開花盛期稍々後とみてよい.

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