日本火災学会論文集
Online ISSN : 1883-5600
Print ISSN : 0546-0794
ISSN-L : 0546-0794
論文
中型火災室模型を用いた加圧防排煙に関する実験的研究(1)
―火災室内の高温層温度と排煙効率の予測法―
渡部 勇市松島 早苗山田 常圭
著者情報
ジャーナル フリー

2001 年 51 巻 2 号 p. 83-94

詳細
抄録
加圧防排煙時における出入り口の遮煙風速を調べるために天井高さを2m~3mに想定した2/5縮尺の中型火災室模型を用いた火災実験を行った。出入り口の遮煙風速を予測するためには,火災室内の高温層温度の予測式を求める必要がある。高温層の温度,排気温度の測定結果を基に排煙効率を調べ,排気による失熱等を考慮した高温層温度の予測方法について研究した。その結果,加圧防排煙時における高温層温度の非定常簡易予測式が得られた。
(オンラインのみ掲載)
著者関連情報
© 2001 日本火災学会
前の記事 次の記事
feedback
Top