日本火災学会論文集
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シルバーピアにおける火災実態調査-高齢者が居住する共同住宅における防災計画のあり方に関する研究-
古川 容子大山 有紀子長谷見 雄二
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2003 年 53 巻 2 号 p. 39-48

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抄録
シルバーピアの火災実態について、ワーデンを対象にヒアリング調査を実施した結果、通報火災のみを対象とした場合、シルバーピアの出火率は一般の共同住宅と同程度であり、高齢者による火災の出火原因は、調理器具の消し忘れや調理中の衣服への引火が多いことが分かった。また高齢者住者は、聴覚機能の低下により火災覚知が遅れたり、警報に反応しない場合がある。高層共同住宅に居住する高齢者の非難安全性を確保するためには、警報装置の適切な作動に加え、出火防止と火災の早期発見のための支援体制の構築も重要である。警報装置が作動しても居住者は反応しない事例も多いため、高齢者の身体能力に応じた防災訓練の実施と居住者の参加率の向上も併せて検討する必要がある。
(オンラインのみ掲載)
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© 2003 日本火災学会
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