一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
59回大会(2007年)
セッションID: P-107
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栄養科学生における行事食・郷土食の体験に関する調査
*森政 淳子
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キーワード: 食文化, 伝統食, 栄養科学生
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抄録
目的 栄養科学生には、食文化の継承者として行事食・郷土食に関する知識・実践力が必要とされるが、その経験の機会は減っている。栄養科学生の行事食・郷土食に関する知識・学習の意欲・喫食および調理の経験とその学習の成果を、量的・質的に検討し栄養科学生の学習の課題を明らかにする。 方法 1.対象 短期大学1・2年生 121名  学部3年生 99名 2.方法 自記式調査票調査および聞き書き調査 3.時期 2005年11月~2006年8月 結果 1.栄養科の学生は、行事食に関するイメージは肯定的で、専門家として行事食を学ぶ必要があると考えている。 2.学生の行事食体験の場は、家庭や親戚の家などのほかに学校給食をあげるものが多い。 3.体験しているものほど、調理技術を持つものが多かった。 4.聞き書き調査の結果から、調査自体が学生に行事食への興味を高め、自主的に体験をするなどの意欲を示すものの存在が示された。 考察 栄養科の学生には、栄養士として自身の将来像を明確に持つものが多く、そのために学習に対しても意欲的に取り組むものが多い。授業等で給食が伝統食の継承の場であること、自身が習得している知識・技術の程度などを具体的に確認することにより、動機付けは高められる可能性が示されている。その上に技術獲得の機会を提供することにより、効果は高められると考えられる。
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© 2007 一般社団法人 日本家政学会
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