肩関節
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骨折
BEST肩鎖関節プレートを用いた鎖骨遠位端骨折の術後成績
畠山 雄二
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2015 年 39 巻 2 号 p. 448-451

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抄録
目的:フックプレートを用いた鎖骨遠位端骨折の術後成績を検討すること.
対象と方法:2003年1月から2009年10月に手術を施行した男性10例,平均年齢44.3歳,観察期間は8年10か月,Craig分類type IIaが3例,IIbが7例である.
結果:最終平均可動域は屈曲164度,外旋66度,内旋T9,JOAスコア平均97.1点であった.全例に骨癒合を認めフック挿入位置は平均17.5 mmで肩峰全幅の56.5%であった.9例に肩峰下のosteolysisを認めたが骨折部の転位や逸脱は無かった.
考察:Osteolysisを高率に認めたが骨折部に転位がなかったことから,肩鎖関節の可動性の範囲でフックが迷入していたと考えられた.全例で骨癒合が得られたため,osteolysisは術後成績にはあまり影響しないと思われる.
結論:高率にOsteolysisを認めたが術後成績は良好であった.
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© 2015 日本肩関節学会
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