抄録
肩腱板関節面不全断裂に対し行った,経腱板的suture bridge法(B法)40例について,suture bridge法を付加していない(A法)15例と比較検討した.最終調査時におけるJOAスコアはA法平均95.0点(88点-100点),B法平均94.5点(87点-100点)と両群とも良好で,2群間で有意差は認めなかった.MRIによる腱板修復状態は,両群とも再断裂は認めなかった.術後2日及び1週のNRS(0-10)は,B法がA法に比較し低く,有意差(p<0.01)を認めた.suture bridge法を付加した群が,術後早期の疼痛の軽減が見られた.