慢性期石灰沈着性腱板炎に伴う肩関節拘縮に対する 頚椎神経根ブロック下徒手授動術の1例

西頭 知宏; 笹沼 秀幸

doi:10.11296/katakansetsu.40.764

症例報告

慢性期石灰沈着性腱板炎に伴う肩関節拘縮に対する
頚椎神経根ブロック下徒手授動術の1例

西頭知宏, 笹沼秀幸

著者情報

キーワード: 石灰沈着性腱板炎, 超音波ガイド下頚椎神経根ブロック, 肩関節授動術

ジャーナル認証あり

2016 年 40 巻 2 号 p. 764-766

DOI https://doi.org/10.11296/katakansetsu.40.764

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抄録

　58歳女性，主訴は左肩痛．左石灰沈着性腱板炎の診断で保存加療されたが、症状持続し運動時痛3.5，前方屈曲90度，下垂位外旋50度，内旋L1，JOA score65点であり授動術を行った．術後1週で運動時痛，前方屈曲，下垂位外旋，内旋，JOA scoreは2，135度，70度，Th8，88.5点，術後1年で0，165度，80度，Th4，100点であり成績は良好であった．

責任著者(Corresponding author)

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