肩関節
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投球障害肩におけるSGHL re-tensioningの有効性
熊本 久大渡邊 幹彦廣瀬 秀史米川 正悟小川 剛司和田 一佐稲垣 克記
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2017 年 41 巻 3 号 p. 792-795

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抄録
 我々は投球障害肩の一要因にSGHLの機能不全があると考えており,SGHLのre-tensioningを行ってきた.その術中所見及び手術成績について報告する.
 症例は投球障害肩の診断で保存療法に抵抗し,MR関節造影でSGHL機能不全が疑われ,理学所見でLoad and Shift test陽性,ボールリリース時の疼痛を認め,SLAP損傷等の合併のない10肩である.関節鏡所見ではSGHLの関節窩付着部の落ち込みを認め,SGHL・MGHLの関節窩付着部,前上方関節唇を肩2nd外旋90°の肢位で縫合しSGHLのre-tensioningを行った.
 JOAは88.3点から98.9点へ,JSS-SSSは44.7点から92.8点へ改善した.1例を除きもとのスポーツ及びポジションへ復帰した.
 投球障害肩の一要因としてSGHL損傷が示唆された.またre-tensioningの際は投球肢位で縫合するのが良いと思われた.
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© 2017 日本肩関節学会
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