肩関節
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基礎研究
左右結帯動作における肩甲上腕関節角度と足圧中心の変化
鈴木 加奈子上條 史子西中 直也
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2025 年 49 巻 1 号 p. 1-4

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抄録

本研究の目的は,結帯動作時の肩甲上腕関節角度と足圧中心の変化を左右で比較することである.右利きの健常男性20名を対象に,立位での左右結帯動作を三次元動作解析装置で計測し,肩甲上腕関節内旋・伸展角度,足圧中心前方変位量を肢位間,および左右で比較した.上肢下垂位から母指が上後腸骨棘高位に到達する際に肩甲上腕関節内旋角度(38.7±11.6°,p<0.0001),伸展角度(26.4±5.8°,p<0.0001)が大きくなり,足圧中心は前方へ変位した(0.7±1.7%,p=0.002).肩甲上腕関節伸展角度は母指が上後腸骨棘高位から第8胸椎高位に到達する際にも大きくなり(31.6±7.1°,p=0.004),いずれも左右差はなかった.結帯動作時には肩甲上腕関節の角度変化に加えて,足圧中心の前方変位が生じ,姿勢制御に着目した評価が有用になる場合があると考える.

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