九州歯科学会雑誌
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ラマ Lama の舌乳頭に就て : Lama huanachus Mol.
三枝 博島村 昭辰中島 孝丸山 忠愛野原 五月徳永 希文
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1960 年 13 巻 5 号 p. 892-894

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抄録
Lamaの舌乳頭を観察したるに次の様に要約される。1. 殆んどの哺乳動物の如くPapillae vallatae, Papillae fungiformes, Papillae filiformesを認めるがPapillae foliataeは認められない。2. 舌体部の全長にわたりよく発達した多数の乳嘴が見られる。特にその正中部のものの発育が著しい。3. Papillae vallataeは比較的大きく長径3∿6mm。該乳頭の大きさの割合に味蕾の数は概して少ない。
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© 1960 九州歯科学会
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