九州歯科学会雑誌
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歯性上顎洞炎における Modified Caldwell-Luc 法の臨床的検討
黒川 英雄山下 善弘村田 朋之三浦 恵子中村 貴司山下 真紀田部 大木村 勝彦山本 昌代内田 朱美大庭 健
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1999 年 53 巻 5 号 p. 612-618

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抄録
私たちは, 歯性上顎洞炎の手術法である通法のCaldwell-Luc法を改良し, 開窓した上顎洞前壁の骨片を復位, 再植して開窓部の閉鎖を行い, 上顎洞の術後の変化を臨床的ならびに画像診断学的に検討した.その結果, 復位, 再植した遊離骨片は吸収されることなく生着し, 上顎洞前壁の開窓部からの瘢痕組織の侵入も防止され, 対孔は閉鎖されることなく開存することが確認された.さらに, 手術後の疼痛, 知覚異常, 違和感などの症状は軽微であり, 手術後の上顎洞の狭小化, 骨造成も認められた.以上のことから, 本手術法は上顎洞根治手術において有用な方法であると思われた.
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© 1999 九州歯科学会
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