九州歯科学会雑誌
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固定性補綴における光学印象について
小泉 寛恭竹内 義真
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2017 年 71 巻 3 号 p. 39-44

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抄録
コンピュータ支援設計・製造装置(歯科用CAD/CAM装置)を用いて,コンポジットレジンブロックを切削することによって製作されたCAD/CAMレジンコンポジットクラウンは,平成26年度の診療報酬改定により小臼歯に保険導入され,更には平成28年に歯科用金属を原因とする金属アレルギー患者を対象に大臼歯への保険適応が拡大され,広く臨床応用されてきている. 歯科用CAD/CAM装置は,計測装置,設計装置および加工装置の3つから構成されている.この計測装置は,従来の方法である付加型シリコーンラバー印象材を用いて印象採得を行った後に石膏作業模型を製作し,それをスキャンするタイプのものと,直接,支台歯を含む歯列を口腔内スキャナーにてスキャンする(光学印象採得)方法がある.さらには,光学印象採得のデータのみで作業模型を作製することなく,補綴装置を製作する研究が数多く報告されている. 光学印象採得法は,モニタリングをしながら支台歯を含む歯列を口腔内スキャナーにて光学的に直接スキャニングする方法であり,作業模型製作の技工工程を介さずに補綴装置を製作できる利点がある. 本総説では,固定性補綴装置製作の際に行われる光学印象採得法について,従来法との比較した印象精度,間接法と比較した固定性補綴装置の精度,時間効率と術者および患者評価,臨床経過について最近の研究成果をもとに紹介する.
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© 2017 九州歯科学会
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