九州歯科学会雑誌
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九州歯科大学附属病院口腔内科・口腔外科における顎関節症の臨床統計的観察―2016年度と1995・1996年度の比較―
平林 文香吉岡 泉冨永 和宏
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2020 年 74 巻 1 号 p. 10-14

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抄録
2016年4月1日から2017年3月31日までの1年間に九州歯科大学附属病院口腔内科・口腔外科を受診した顎関節 症の新来患者305名を対象として臨床統計的に観察した.調査項目は,患者数,年代別性別分布,病態(症型)分類別 分布,治療法内訳,治療期間,治療成績とし、1995年4月1日から1997年3月31日までの2年間に本学附属病院の 新来患者365名と比較した. その結果、2016年度は1995・1996年度と比較して,顎関節症患者の高齢化,治療期間の短縮が認められた.2016 年度は病態分類では咀嚼筋痛障害が最も多かった.治療法では,保存的治療が占める割合が増加していたが,保存的 療法に抵抗性で改善が難しい症例も一定の割合で存在していた.
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